CJG47生き返った神学生

今月は二俣川教会に滞在している朴俊(パクジュン)ヤコブ神学生の兵役の時代、感じたことを皆さんと分かち合いたいです。韓国の神学院では哲学2年が終わると皆徴兵の義務を果たします。パク神学生は兵役が終ってからちょうど1年になりました。来年にソウル神学院に戻る前に日本の教会を知りたくて参りました。

最近韓国では軍隊の内に様々な事件や問題で若者やその家族は大きな不安や拒否感を感じるようになりました。恥ずかしいけれど不正的部分もあります。しかし 私が個人的に感じた経験から見ると「成熟した社会人」になれる良い経験でした。私が勤務したところは戦闘を支援する整備部隊でした。その中で行政兵でしたので他の兵士たちより楽な生活でした。それにも拘わらず軍生活は どこに行っても一般社会から隔離されたもどかしさや見知らぬ人々との共同生活、初めて接する先任者たちに対するマナーや規則が自分を成長させた土台になりました。この要因が基本的な社会人になれる重要な素養を備える21ヶ月になりました。私にとって軍生活は「成熟した信仰人」になるチャンスでした。実際哲学科2年間の神学院の生活は、まるで温室の草花のように、神に関することだけ聞いて学びながら神学生として生活しました。しかし軍では信仰人でありながら同時に兵士で、考えてみれば少しは信徒の皆さんと同じような経験ができたと思います。このような現実的な状況の中で思ったのは「いくら人間としての意志が大きくても、結局全ては神様のお導きによって導かれる」と思いました。今でも一緒に生活した同僚たち、指揮官と従軍神父様にも感謝の気持ちが一杯である兵役生活でした。

韓国 議政府(ウィジョンブ)教区神学生 朴 俊 ヤコブ

教会だより「二十六聖人」平成26年10月号巻頭言より