7月16日(土)山手教会に於いて第三地区の取り組み「ミサ時の聖書朗読研修会」がありました。
長くミサの聖書朗読を奉仕されている方から朗読奉仕のお誘いを頂き、私も6月から主日のミサの朗読奉仕者の一員に加えて頂きました。どのような朗読が聴く人により良く主のみことばを響かせることが出来るのか?聖書朗読の役割の重さを真剣に思い巡らしていた私にこの研修会の知らせが届き、喜んで参加させて頂きました。
奉仕者のみならず興味のある方にも参加を呼びかけたこの研修会の内容は二部に分かれ、午前中は聖堂にて典礼に携わる三方の講話がありました。教区典礼委員長の秦野教会主任司祭久我純彦神父による「主日に集う―典礼における信徒の奉仕職―」と題する講話では、教会が現代社会に適応すること、主日に集うことの大切さが語られ、奉仕者は「祭司職、預言職、王職」に与る者としてその役割を果たすものであり、会衆はミサに受動的に与るのではなく、意識的に参加することが大切である、という内容でした。

続いて教区典礼委員の高橋新平氏による「言葉の典礼」と題する第二バチカン公会議によって大きく変化した「言葉の典礼」の解説と聖書朗読奉仕における具体的な注意点が話されました。
そして最後の講話で、保土ヶ谷教会主任司祭の李炳憲神父が「聖書朗読者の準備と実際」と題して朗読奉仕者の事前の霊的、技術的準備こそが会衆に「みことば」をより深く伝える源と話されました。この講話中には実際に朗読台を使って三名の信徒による朗読が行われ、(その一人は、二俣川教会のI.F.さんでした!)心に届く朗読を味わいました。その後、受付時に引いたくじによるグループに分かれ、昼食を取りながらの分かち合いが行われました。

6、7人で構成された私のグループには、この研修があることを耳にして是非参加したいと駆けつけた第6地区の典礼担当の方もいました。どの方々も信徒である私たちが担う み旨に適うより良い奉仕を真摯に模索されていることを目の当たりにして、私も大いに啓発されました。 分かり易く丁寧にお話し下さった講話に加えて、参加させて頂いてよかったと心動かされた一日となりました。分かち合いのあとは再び全員が集って、分かち合った内容の発表、朗読者の所作などの質疑応答を経て感謝の祈りをもって閉会になりました。

心満たされた帰りのバスの中で、朗読台で朗読された磯子教会の方とお話しすることができました。磯子の教会でも、どのように朗読するのが良いのか手探りでやっているということでした。それだけに、「こういう研修会を重ねて頂き、もっと指導を仰げるといいですね。」と話しておられました。

今回の研修会は大変素晴らしいものでしたが、参加した人だけの研修会で終わってしまってはもったいなく、いけないと思います。
今日の教えが各小教区で生かされてこそ意味があります。二俣川教会でもこのような研修会を催し、奉仕者が聖書朗読にあたって生じる様々な疑問や体験を話し合い、それを練って、一人一人の朗読が会衆の心により響くように発展していくといいなと思います。それはまさに信徒が担っている役目をより良くと果たそうとする気持ちの表れであり、一つになってよりよい奉仕を目指す信徒の姿と重なるでしょう。
そんなことを思い、明日の教会を考える第三地区の取り組みがあちらこちらの小教区で芽吹き、成長していくことを祈りました。
          パウラ Y.K.(第三地区「信仰を伝える力を育てる部門」担当)