教会だより「二十六聖人」7月号巻頭言より

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「手をひらいて」

人間の感情には不安、恐怖、怒りなど、いろいろな感情がありますが、そう簡単に自分自身でコントロール出来るものではありません。

そんな中で「恐れるな」と言われても、怖いものは怖いし、嫌なものは嫌だし、逃げ出したいと思うときは、すぐに逃げ出したいものですが、主なるお方は「あなたがたは大丈夫だから、不安じゃないよ。怖くないよ。逃げ出さなくていいよ。」と言って力づけてくださるのだと、そこまでは分かります。

でも、実際、私たちがそういう感情にあるときは、身体はフワフワアーとなるのではなく、私たちの心理を読み取り、ギューツと固くなります。身体がギューツと固くなるから、怖くなり、身体がギュッと収縮するから不安になる。みなさんも、恐怖や不安を感じたとき、怒りを覚えるときなど、手を固く握りしめ、後で手を開いたとき、てのひらにジワーッと汗をかいたことがあるでしょう。

感情をコントロールできる方法は少ないと思いますが、みなさんは、いま、とても自然に手を合わせています。手を合わせているという状態は、そのような感情が収まっていくというサインです。自分の感情をコントロールできないときは、そのような状態になったあとで結構ですから、少し、間をおいたあとに、手を静かに合わせて、手をひらいてください。

そういった感情がだんだん収まっていくのを感じると思います。

何か大変だなと思われることがあるとき、手のひらを合わせて、手をひらくことを生活の中で体験してくださると良いかなと思います。

          平成29625日のお説教より

 

同じ内容です。ルビをつけました。ルビがずれているところはWORDとの不具合ですので、検討中です。

()をひらいて

人間(にんげん)感情(かんじょう)には不安(ふあん)恐怖(きょうふ)怒り(いか)など、いろいろな感情(かんじょう)がありますが、そう簡単(かんたん)自分(じぶん)自身(じしん)でコントロール出来る( で き)ものではありません。

そんな(なか)で「恐れる(おそ)な」と言われて()も、怖い(こわ)ものは怖い(こわ)し、(いや)なものは(いや)だし、逃げ出したい(に  だ)思う(おも)ときは、すぐに逃げ出したい(に  だ)ものですが、(しゅ)なるお方(  かた)は「あなたがたは大丈夫(だいじょうぶ)だから、不安(ふあん)じゃないよ。怖く(こわ)ないよ。逃げ出さなくて(に   だ)いいよ。」と言って()力づけて(ちから)くださるのだと、そこまでは分かります()

でも、実際(じっさい)私たち(わたし)がそういう感情(かんじょう)にあるときは、身体(からだ)はフワフワアーとなるのではなく、(わたし)たちの心理(しんり)読み取り(よ   と)、ギューツと固く(かた)なります。身体(からだ)がギューツと固く(かた)なるから、怖く(こわ)なり、身体(からだ)がギュッと収縮(しゅうしゅく)するから不安(ふあん)になる。みなさんも、恐怖(きょうふ)不安(ふあん)感じた(かん)とき、怒り(いか)覚える(おぼ)ときなど、()固く(かた)握り(にぎ)しめ、(あと)()開いた(ひら)とき、てのひらにジワーッと(あせ)をかいたことがあるでしょう。

感情(かんじょう)をコントロールできる方法(ほうほう)少ない(すく)思います(おも)が、みなさんは、いま、とても自然(しぜん)()合わせて()います。()わせて()いるという状態(じょうたい)は、そのような感情(かんじょう)収まって(おさ)いくというサインです。自分(じぶん)感情(かんじょう)をコントロールできないときは、そのような状態(じょうたい)になったあとで結構(けっこう)ですから、少し(すこ)()をおいたあとに、()静か(しず)合わせて()()をひらいてください。

そういった感情(かんじょう)がだんだん収まって(おさ)いくのを感じる(かん)思います(おも)

(なに)大変(たいへん)だなと思われる(おも)ことがあるとき、手のひら()合わせて()()をひらくことを生活(せいかつ)(なか)体験(たいけん)してくださると良い()かなと思います(おも)

平成29625日のお説教より