共同宣教司牧について
梅村司教様が強く推進されていることの一つに「共同宣教司牧」があります。当教会も横浜教区の近隣の教会と協力しながらこの活動を行っています。その内容は『二十六聖人』等を通じて適宜信者の皆さんに広報していますが、司教様のお考えが我々には十分伝わっていないようです。そこで改めて行動を起こすことを教会委員会で決定しました。今後機会をみつけて司教様が目指していることについて『二十六聖人』の紙面を通して皆様に報告したいと思います。
司教様は十数年前より折に触れ何度もメッセージを発信されていますが、まずこれらのメッセージの概略について紹介します。
モットーは「交わりとしての教会をめざして」です。「交わり」とは「宣教」の意味を含んでいることを忘れてはなりません。すなわち、「交わりを証しする宣教共同体」に成長して行くことを願っています。自らの教会を維持することさえ容易でない状況のなかにある小教区は少なくありません。しかし、自分たちのことだけを考えるのではなく、他者に目を向け、自ら犠牲を払い支援して行く、それはまさにキリストのいのちを証しすることに他ならないのです。 共同宣教司牧とは「信徒・修道者・司祭が共同責任をもって教会の使命を果たす体制」です。信徒・修道者・司祭は、洗礼と堅信の秘跡をとおして聖霊の賜物を受け、共に教会の使命を果たすために共同責任を担っているのです。
信者一人ひとりに託された3つの使命とは、①祈ること、②信仰を伝えること、③愛を証することです。これらの力を育てるため横浜教区には3つの部門があり、それぞれの力を育てるべく小教区の枠を越え協力し合っています。もちろん当教会も一員です。
3つの部門とは祈る力を育てる部門、信仰を伝える力を育てる部門、神の愛を証する力を育てる部門です。ところがこれらの活動が信徒に浸透していないという声が出ています。そこで12月より次の具体的なアクションを起こすことになりました。概要についてはp.2の「教会委員会報告」をご参照ください。また、詳しくは今後少しずつ説明をしていきます。
二俣川教会の今後の活動
1. 3部門の責任者を再確認する
2. 教区サポートチーム等からの案内については一本化し、対応方法を明確化する
3. 司教様の目指すところについて信者の理解を深め、さらには意識改革をするために、 ミサの後の
お知らせ の中で5分程度、わかりやすく少しずつ伝える
4. 小教区のビジョンの作成(現状の問題点及びその対策)及び実行
これらのことは目新しいものではなく、我々の意識の改革及びそれを共有することを目指して、ゆっくり時間をかけて前に進んでいきたいと思います。ご協力をお願いします。
教会委員会副委員長