教会へようこそ
教会は、すべての人に開かれた祈りの家です。疲れたとき、心配事のあるとき、そして、喜びにみちあふれたとき、どうぞ静かに神様に語りかけてください。
教会では、主日(日曜日)のミサの他、勉強会やその他様々な活動が行われています。洗礼を受けていない方でも参加できますので、詳細については遠慮なく教会へお問い合わせ下さい。
このページは、「カトリック」の基礎知識を知っていただくためのページです。
またはじめてミサにあずかってみたいと願う方のために、簡単 なミサ参加のQ&A・ガイダンスを作りました。
扉は常に開いています。どうぞお入りください。
ご聖堂の中で静かにお祈りしてください。
日曜日はどのような感じでしょうか?実際ご覧になりませんか。
日曜日のミサにあずかるとしたら?
突然ミサに参列してもいいの?
大丈夫です。
まず教会の中の人に「初めて来たものですが?」と声を 掛けてください。
また「案内」プレートをつけた案内係が入口付近に控えていたら、ぜひ声を掛けて下さい。
一緒にミサに参列しましょう。
持ち物は?
お心だけをもって教会へお越しください。
ミサで使う聖歌集やその日に読まれる福音等 が書いてある冊子「聖書と典礼」は教会に準備してあります。
ご自分で準備されるものはありません。
ベールは?
以前は、女性は信者になるとベールをかぶりましたが、 今では大半の方はかぶっていません。
実際どうしたらいいですか?
ご希望ならば、まず事務所か、案内係へお尋ね下さい。
信徒の方たちがどこを読んでいるのかなど丁寧にお教えします。
一緒に声を出して唱えたり、歌ってみましょう。
さぁ、ミサがはじまります
鐘が鳴りました。
聖歌を一緒に歌ってみましょう。
この本は「カトリック聖歌集」です
この本は「典礼聖歌」です。
アナウンスがありますので、該当の番号が歌うところです。\r\nまた当日歌われる番号は、祭壇の右壁上部に案内されています。\r\n\r\nこの小冊子はミサの式次第を案内している「キリストと我らのミサ」です。
この小冊子の「会衆」のところを唱えます。
式次第に慣れていなくても、進行に従っていけば心配はいりません。
ミサの途中でかご(緑色・献金かご)が回りましたが?
献金は、教会の運営や外部の寄付などのために行われます。
献金されるかは自由ですので、お心に従ってください。
皆さんが列を作ってならんでいかれますが信者でない人はどうしていたらいいですか?
ミサのクライマックス-聖体拝領
信者でない方も一緒に列に並んでください。
アナウンスがあります。
皆さんは自分の番が来ましたら、軽く頭を下げてください。祝福が受けられます。
そのことによって信者となるわけではありませんので 心配なさらないでください。
ミサに出ていかがでした?
もう少し学んでみたいと思われた方は入門講座もあります。
またライフスタイルに合わせて午前中や夜の講座もありますので、お気軽にお電話にてお尋ねください。
カトリックとは
「カトリック」とはギリシャ語で〈普遍的・世界的〉という意味です。
キリストは弟子のシモンに「ペトロ(岩)」という名をお与えになり、「この岩の上にわたしの教会を建てる」(マタイによる福音書16章18節)と仰せになって彼を〈教会の頭〉とされました。このペトロがローマ市にあるヴァチカン国の初代のローマ教皇(カトリック教会の代表者)です。
そして今日にいたるまで、教会はあまねく全世界へキリストの教えが伝えられるように活動を続けてきました。今、世界には様々な民族・文化に属している約10億人のカトリック信者がいます。その一人一人が「キリストの体」である一つの〈教会〉を構成しているのです。いつの時代においても、教会はカトリック信者の生活に深 く係わってきました。
今日ではアジアやアフリカ、またラテン・アメリカなどの国々でも教会の果たす役割が大きなものとなっています。これは、キリストの「愛の教え」が国や民族、文化の壁を大きく越えたものであることの〈しるし〉なのです。
ミサとは(ミサのご案内)
「ミサ」とはラテン語で〈派遣〉を意味する言葉に語源を持つ名称です。ラテン語のミサの最後の言葉が「ITE MISSA EST(行け、遣わします)」であったころから、そう呼ばれるようになりました。「ミサ」とは、十字架上の死に向かわれる前の晩にキリストが弟子たちとなさった「最後の晩餐」を記念するものです。弟子たちはキリストが復活された「週の 初めの日」(日曜日)を「主の日(主日)」と呼んで、この記念を行っていました。カトリック教会は、それを現代の「ミサ」の形で2000年の間継承し、共 に祈る大切なものとしています。
初めて教会に来られた方も、どうぞご一緒にお祈り下さい。ミサには、どなたでも参加できます。洗礼を受けていない方も信者と共に祈ることができ、司祭から「祝福の祈り」を受けることができます。
教会の守護聖人とは
二俣川教会では「二十六聖人」を教会を守ってくださる聖人(守護聖人)としています。では「二十六聖人」とはだれでしょうか。
日本二十六聖人(にほんにじゅうろくせいじん)とは慶長元年12月19日(グレゴリオ暦1597年2月5日)、豊臣秀吉の命令によって長崎で処刑された26人のカトリック信徒です。
日本でキリスト教の信仰を理由に最高権力者の指令による処刑が行われたのはこれが初めてでした。26人は後にカトリック教会によって聖人の列に加えられたので、彼らは「日本二十六聖人」と呼ばれることになりました。
二十六人のうち、日本人は二十名、スペイン人が四名、メキシコ人、ポルトガル人がそれぞれ一名であり、すべて男性でした。この出来事を「二十六聖人の殉教」といいます。祭日は2月5日。二俣川教会では、毎年この日に記念ミサをささげます。また教会報は「二十六聖人」の名前で発行しています。
二十六聖人の氏名
伊勢のフランシスコ : 日本人大工。フランシスコ会員の世話をするため、一行に付き添い、道中で捕縛された。
コスメ竹屋 : 日本人、38歳。大阪で捕縛される。
ペトロ助四郎(またはペドロ助四郎) : 日本人、イエズス会員の世話をするため一行に付き添い、道中で捕縛された。
ミカエル小崎(またはミゲル小崎) : 日本人、46歳。京都で捕縛。トマス小崎の父。
ディエゴ喜斎 : 日本人、64歳。大阪で捕縛。イエズス会員。
パウロ三木 : 日本人、33歳。大阪で捕縛。イエズス会員
パウロ茨木 : 日本人、54歳。京都で捕縛。レオ烏丸の兄。
五島のヨハネ草庵(またはヨハネ五島) : 日本人、19歳。大阪で捕縛、イエズス会員。
ルドビコ茨木 : 日本人、12歳で最年少。京都で捕縛。パウロ茨木、レオ烏丸の甥。\r\n長崎のアントニオ : 日本人、13歳。京都で捕縛。父は中国人、母は日本人。
ペトロ・バウチスタ(またはペドロ・バプチスタ) : スペイン人、48歳。京都で捕縛。フランシスコ会司祭。
マルチノ・デ・ラ・アセンシオン : スペイン人、30歳。大阪で捕縛。フランシスコ会司祭。
フェリペ・デ・ヘスス(またはフィリッポ・デ・ヘスス) : メキシコ人、24歳。京都で捕縛。フランシスコ会修道士。
ゴンザロ・ガルシア : ポルトガル人、40歳。京都で捕縛。フランシスコ会修道士。
フランシスコ・ブランコ : スペイン人、28歳。京都で捕縛。フランシスコ会司祭。
フランシスコ・デ・サン・ミゲル : スペイン人、53歳。京都で捕縛。フランシスコ会修道士。
マチアス : 日本人、京都で捕縛。本来逮捕者のリストになかったが、洗礼名が同じというだけで捕縛。
レオ烏丸 : 日本人、48歳。京都で捕縛。パウロ茨木の弟。ルドビコ茨木のおじ。
ボナベントゥラ : 日本人、京都で捕縛。
トマス小崎 : 日本人、14歳。大阪で捕縛。ミカエル小崎の子。
ヨアキム榊原(またはホアキン榊原) : 日本人、40歳。大阪で捕縛。
医者のフランシスコ : 日本人、46歳。京都で捕縛。
トマス談義者 : 日本人、36歳。京都で捕縛。
絹屋のヨハネ : 日本人、28歳。京都で捕縛。
ガブリエル : 日本人、19歳。京都で捕縛。
パウロ鈴木 : 日本人、49歳。京都で捕縛。
日本二十六聖人に捧げられた他の教会
* 日本聖殉教者教会(イタリア チヴィタヴェッキア)
* 大浦天主堂(長崎県長崎市)
* 堂崎教会(長崎県五島市)
* 聖フィリッポ教会(長崎県長崎市)、西坂教会ともいう。
* 本所教会(東京都墨田区)
* 美濃加茂カトリック教会(岐阜県美濃加茂市)
(ウィキペディアより引用 http://ja.wikipedia.org/wiki/日本二六聖人 )