第三地区映画観賞会『湯を沸かすほどの熱い愛』
1月18日(土)、二俣川教会にて第三地区「信仰を伝える力を育てる部門」の企画で映画鑑賞会が行われました。第三地区の信徒の皆さんが集まって映画を観て感想を分かち合うという新しい形の企画でした。生憎の雪模様で参加者が少ない結果となりましたが、好評のうちに終えることができました。
今回はいくつかの候補の中から、宮沢りえさん主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」という宗教色のない映画を選びました。また、「いま、つながりを考える」というテーマのもと、自分たちの生活とリンクして感情移入しやすい邦画を選択しました。リアルな生活の中にある「信仰」を見出したいという目的でした。信仰を持つ私たちが観たら、そこに何を見いだすことができるのか…ということを大切にしました。
様々な感想が聞こえてきました。自分が親に捨てられた身で、同じことをしてもおかしくない主人公だが、逆に血の繋がりのない子供たちを愛した。主人公の生き様から学ぶものが多く、その強さに圧倒されました。 この強さの源が何かを知りたい。勇気をもらい、考えさせられることが多かった。愛が血を超えるほどに強いと思った。宗教色のない映画だったが、すごく神様を感じた。などでした。 今回は「感想を分かち合う会」という形を取り「分かち合い」のハードルを下げることができたと感じました。また、映画を観て分かち合うことによって、頭ではなく心が感じていることを分かち合うことができました。宗教色のない映画を見たことで、未信者も信者も同じ土俵に立って感想を言い合えた時間だったという声も聞こえてきました。
今回、会場準備をお手伝いくださった二俣川教会の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。今後も「映画鑑賞会&感想を分かち合う会」を計画していきたいと考えています。楽しみになさってください。それぞれの心のうちを分かち合うことで、信仰を確かめ、そして伝えていく力を一緒に育てていくことができますように。
第三地区 信仰を伝える力を育てる部門