■姜神父メッセージ

2023年3月19日 四旬節第4主日のミサの説教 

今日の福音で、イエス様は生まれつき目の見えない人の目を開けてくださり、更に彼をご自分への信仰の道に導いてくださいました。彼は物乞いをしながら過ごしていましたが、目が開けられた彼についての周りの人たちの話、つまり、「本当にその人だ」とか「似ているだけだ」などの話を鑑み... つづきを読む

2023年3月12日 四旬節第3主日のミサの説教 

そもそも遊牧民族だったイスラエルにとって、水と草場は神様からの一番貴重な恵みのしるしでした。彼らは羊の群れと一緒に荒れ野をたどりながら、豊かな水と草場を見つけると、それを神様が自分たちと一緒におられることの証拠だと信じたわけです。今日の福音に書いてある「ヤコブの井戸... つづきを読む

2023年3月5日 四旬節第2主日のミサの説教 

先日「月修」という教区司祭団の毎月の集いがあり、そのミサの中である外国人の神父様が説教をなさいました。でも、聖堂の音響があまりよくなかったので、いかに耳を傾けてもよく聞こえませんでした。その日の福音は「主の祈り」の箇所でしたが、音響のせいで耳に入って来たのは何回も繰... つづきを読む

2023年2月26日 四旬節第1主日のミサの説教 

いよいよ四旬節が始まり、わたしたちは一年の中でも、最も大切な時を過ごし始めました。四旬節とは、人間のあらゆる罪と悪を償うために十字架に付けられたイエス様の受難と復活を準備する期間です。イエス様は神様の御独り子でありながら、罪深いわたしたちを救うために自ら罪の償いの為... つづきを読む

2023年2月12日 年間第7主日のミサの説教 

ミサの式次第の中には、「聖変化」と言われる箇所があり、それは司祭がパンとぶどう酒への祝別を願いながら唱える箇所です。それを唱える際、司祭は他の箇所よりもそれをはっきり唱えねばなりません。なぜなら、それは司祭自身の言葉ではなくイエス様の言葉であり、その言葉によって普通... つづきを読む

2023年2月12日 年間第6主日のミサの説教 

今日と来週の主日には、いわゆる「山上垂訓」に続くイエス様のいくつかの談話を、福音として聴くことになります。それらの談話の特徴は、先ず昔の人たちに命じられた掟を挙げて、それからそれについてのイエス様のお教えを記すという形となっているということです。この独特な形にはある... つづきを読む

2023年2月5日 年間第5主日のミサの説教 

先週の主日、わたしたちは「だれがまことに幸いな人なのか。」についてのイエス様のみ言葉を聞きました。それについてイエス様は、「心の貧しい人々、悲しむ人々、柔和な人々、義に飢え渇く人々、憐れみ深い人々、心の清い人々、平和を実現する人々、義のために迫害される人々、イエス様... つづきを読む

2023年1月22日 年間第3主日のミサの説教 

昨年の待降節から、わたしたちは「新しいミサ式次第」に沿ってミサを捧げています。色々変わった箇所もたくさんありますが、その中でも唱える度に、「これは素晴らしい。」と感銘する箇所が一ヶ所あります。それは、聖体拝領の前、司祭が裂いたご聖体を信者の皆さんに見せながら唱える箇... つづきを読む

2023年1月15日 年間第2主日のミサの説教 

主の洗礼の祝日をもって降誕節を終えた教会は、四旬節に入るまでしばらくのあいだ、主の公生活についての御言葉を味わい、また、黙想することになります。今日の福音は、イエス様が洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後のことを語っています。福音の中で、洗礼者ヨハネは先ず、自分の方へ来ら... つづきを読む

2023年1月1日 平和の日のミサの説教 

明けましておめでとうございます。新しい年を迎えて、今年も信者の皆さんの上に、神様からの豊かな恵みと愛が注がれるよう、お祈りいたします。また、イエス様を通して神様を知り、信じているわたしたちの信仰の歩みがより深くなり、至る所で慈しみと愛と平和の多くの実を結ぶことができ... つづきを読む