■姜神父メッセージ

2024年12月15日 待降節第3主日ミサの説教

今日の福音は、洗礼者ヨハネの色々な勧めから始まります。彼は自分のところに来た様々な立場の人たちに、相応しいアドバイスを与えました。でも、彼らの質問は同じだったでしょう。それは、「わたしたちはどうすればよいのですか」ということでした。彼らは、何が正しい生き方なのかを尋... つづきを読む

2024年12月8日 待降節第2主日ミサの説教

今日の福音は、まるで、映画のワンシーンのように始まります。ちょっと想像してみましょうか。真っ暗な画面の中から、小さなそよ風のような音が聞こえてきます。画面が少しずつ明るくなります。そよ風のような音は続きます。遠く高い所から、カメラがある場所にズームインしていきます。... つづきを読む

2024年12月1日 待降節第1主日ミサの説教

いよいよ待降節が始まりました。今日は、待降節第1主日で、典礼暦の新しい一年が始まる日です。教会は、典礼暦という特別なカレンダーをもって3年周期で、神様の救いの御業を記念します。その3年の間、わたしたちはマタイ、マルコ、ルカによる福音を聴くことになります。ただ、マルコ... つづきを読む

2024年11月17日 年間第33主日ミサの説教

今日、イエス様はとても恐ろしくて怖い予言をなさいました。「それらの日には、このような苦難の後、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は空から落ち、天体は揺り動かされる。」これはまさに、終末のことでしょう。実に、この話通りになるのを見たら、誰もが、「すべてが終わるのだ。」... つづきを読む

2024年11月10日 年間第32主日ミサの説教

日の福音で、イエス様はある貧しいやもめの献金について誉められました。多くの金持ちがたくさんの金を賽銭箱に入れていたが、彼女はわずかレプトン銅貨二枚、すなわち一クァドランスを入れたでしょう。それを見つめておられたイエス様は、多くの金持ちより、彼女が一番たくさんのお金を... つづきを読む

2024年11月3日 年間第31主日ミサの説教

今日の福音はある律法学者の質問から始まります。その質問は、「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」ということでした。それについてイエス様は、「第一の掟は、『あなたの神である主を愛しなさい。』第二の掟は、『隣人を自分のように愛しなさい。』」という風に答えられまし... つづきを読む

2024年10月13日 年間第28主日ミサの説教

今日の福音は、たくさんの財産を持っていたある人の質問から始まります。彼は、イエス様が旅に出ようとされた時、急いでイエス様のところに走ってきました。そして、ひざまずき、「善い先生、永遠のいのちを受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」と尋ねました。それほど、彼は永遠... つづきを読む

2024年9月29日 年間第26主日ミサの説教

今日の福音でイエス様は、とても厳しいことを語られました。要するに、「自分の体の一部が自分をつまずかせるなら、それを切り捨てないと神様の国には入れない」ということだったでしょう。この御言葉を考えながら、わたしは、「自分はどうなるか分からないが、もし自分が神様の国に入れ... つづきを読む

2024年9月22日 年間第25主日ミサの説教

今日の福音で、イエス様が通って行かれたガリラヤは、イエス様の出身地とも言われていた地域で、多くの人がイエス様のことをよく知っているわけです。でも、イエス様は「人に気づかれるのを好まれませんでした。」とあります。それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺さ... つづきを読む

2024年9月15日 年間第24主日ミサの説教

今日、イエス様は弟子たちとフィリポ・カイサリア地方の方々の村に出かけられました。この地域は、ローマ皇帝アウグストゥスがヘロデに譲った地域で、ヘロデの息子フィリポがそこに立てた新都市です。彼はその都を皇帝という意味のカイサリアと名付け、更に、自分の名前も付けて、フィリ... つづきを読む