■姜神父メッセージ

2022年2月13日  年間第6主日の説教

「長くて霊的にも内容のない説教は、神の言葉を単なる抽象的な観念におとしめてしまい、人の魂を目覚めさせることもできない。」これは今週のカトリック新聞の第一面に書いてある、司祭の説教についての教皇様のお話です。その記事を読みながら、わたしは大きく共感しながらも、自分の説... つづきを読む

2022年2日6日  年間第5主日の説教

朝日を受けて輝いている湖のほとりに、イエス様は立っておられます。そこに多くの人々が集まりました。皆、イエス様から神様のみ言葉を聞こうとして、押し寄せて来たのです。そこで、イエス様は二そうの舟が岸にあるのをご覧になりました。漁師たちは夜通しの仕事で疲れているようでした... つづきを読む

2022年1月30日  年間第4主日の説教

新型コロナウイルス感染症の状況も二年が経ち、三年目を迎えました。この病気がいつまで続くかという心配や不安は勿論、個人的には果たして人類がこの病気から自由になれるのかという疑いも抱いています。とにかく、神様の慈しみと憐れみを願いながら、みんなが一層注意を払って生活する... つづきを読む

2022年1月23日  年間第3主日の説教

今日は年間第三主日で、「神のみことばの主日」にあたります。それは全世界の信仰のある人たちが、神様の御言葉にもっと忠実になるようにと、教皇フランシスコによって制定された主日です。日本教会の場合はどうか分かりませんが、韓国の場合、「カトリック教会の信者さんたちは、聖書を... つづきを読む

2022年1月16日  年間第2主日の説教

今日の福音で、イエス様はガリラヤのカナで行われた婚礼に招かれて、水をぶどう酒に変え、ご自分の初めてのしるしを示してくださいました。そもそも、イスラエルの婚礼は当日の儀式だけでなく、それから始まる婚宴の期間全体をも含んでいるものです。その間、参列者たちは互いに喜びを... つづきを読む

2022年1月9日  主の洗礼の説教

今日は主の洗礼の祝日で、イエス様がヨルダン川でヨハネの洗礼を受けられたことを記念する日です。イエス様は罪のない方でしたが、罪と死の陰にある人間の救いのために、自ら人となられました。永遠で聖なる方が時間と空間の限界のあるこの世、しかも、あらゆる汚れで満ちているこの世に... つづきを読む

2022年1月2日  主の公現の説教

新しい年を迎えて、今年も神様が信者の皆さんの家庭が愛と恵みで満たされ、また、皆さんの毎日の働きが豊かな実を結べるよう、お祈りいたします。この新型コロナウイルス感染症も始まってからもうすぐ満二年になりそうです。この感染症は社会の様々な分野、また、仕事や個人の色々な活動... つづきを読む

2022年1月1日  神の母聖マリア・平和の日の説教

明けましておめでとうございます。ついに2022年が明けました。今年は虎の年で、信者の皆さんの信仰と愛が虎のように強まるよう、また、信者の皆さんの望んでおられることが神様の御恵みによって叶えられるよう、お祈りいたします。今日は「神の母聖マリア」の祭日で、「世界平和の日... つづきを読む

2021年12月26日  聖家族の説教

今日は聖家族の祝日で、ナザレの家族の聖性を思い起こしながら、信仰のある私たちの家族もその聖家族に倣って、聖なる家族として生きていくことができるように祈り求める日でもあります。ナザレのその貧しい家族が聖家族と呼ばれるのは、その中にイエス様がおられたからでしょう。イエス... つづきを読む

2021年12月25日  主の降誕の説教

ついに、赤ちゃんのイエス様がお生まれになりました。主の降誕の喜びと恵みが信者の皆さんの上に、また、ご家族の上に、豊かに注がれますように。主でありメシアであるイエス様の誕生は、罪と死の影にあるすべてのものに、救いの光をもたらしてくれる出来事でした。神様は、罪の重荷に喘... つづきを読む