■姜神父メッセージ

2024年2月25日四旬節第2主日、3月3日 四旬節第3主日 ミサの説教

2月25日 四旬節第2主日 この頃ミサをささげる度に、わたしは神様の計り知れない愛について考えを巡らせています。塵にすぎない人間が、ミサという「神様の独り子の救いの御業」を記念し、それを行い、また、それに与ることは、何と素晴らしいことでしょうか。このミサ聖祭の中で、イエス... つづきを読む

2024年2月18日  四旬節第1主日 ミサの説教

先週の水曜日から今年の四旬節が始まりました。その水曜日は「灰の水曜日」と呼ばれ、その日のミサに与った信者は皆、頭に灰を受けました。その儀式のとき、司祭は一人一人の頭に灰を載せながら、「あなたは塵であり、塵に帰って行くのです。」という、創世記の御言葉を唱えます。それは... つづきを読む

2024年2月11日  第6主日 ミサの説教

今日の福音で、イエス様は重い皮膚病を患っていた人に出会い、彼を癒されました。彼はその癒しの恵みをいただく前、先ず、イエス様のところに来てひざまずきました。イエス様のところに来るまで、彼はどれほど悩んだでしょうか。まさに、聖書に書いてある「重い皮膚病」とは、共同体生活... つづきを読む

2024年2月4日  第5主日 ミサの説教

先日の1月22日、議政府教区の若い神父様が亡くなりました。わたしの後輩で、2021年2月からザンビアで宣教司祭として働いていました。マラリアにかかって帰天されたそうです。享年47歳、本当に悲しいですが、神様が彼に永遠の命を与えてくださることを願うばかりです。2013年に叙階された彼は1... つづきを読む

2024年1月21日  第3主日 ミサの説教

司祭になりたいと思い始めてから、わたしの生活は教会を中心としたものとなりました。以前は教会に行くことも嫌でしたが、それが一変し、ほぼ毎日ミサに与りながら、教会学校や侍者活動、そして、中高生のレジオマリエの会員として活動をしました。「人はこれほど突然に変わるものなのか... つづきを読む

2024年1月7日 主の公現 主日のミサの説教

今日は「主の公現」の祭日です。今日、神様の独り子であるイエス様こそが、すべての人の救い主であることが明らかにされました。そのしるしとして神様は、イエス様の星を天に昇らせ、異邦人の博士たちを導いてくださったのです。その星の光は神様の救いの光で、すべてが新しくなるのを表... つづきを読む

2023年12月31日 聖家族主日のミサの説教

今日は、「聖家族」と言われるナザレのイエス様の家族を記念する祝日です。神様はご自分の独り子を救い主として遣わされる際、その大事な御独り子がマリアとヨセフの貧しい家庭で生まれることを望まれました。その貧しさとは、経済的な貧しさだけではありません。それは、すべてを神様に... つづきを読む

2023年12月17日 待降節第3日主日のミサの説教

暦は早くも12月17日となり、典礼的には待降節の第2期が始まりました。ちょうど今日から、わたしたちはイエス様の誕生の次第についての福音を味わうこととなります。今日の福音は、洗礼者ヨハネの証しについて語っています。福音によると、ヨハネは「光について証しするため、また、すべて... つづきを読む

2023年12月10日 待降節第2日主日のミサの説教

  わたしたちは今、イエス様の降誕祭を準備する待降節を過ごしています。待降節とは、言葉通り、イエス様が降りて来られることを待つ時です。イエス様は、神様の独り子であり、神様の御言葉そのものであり、まさに、神様ご自身でもあるのです。それを考えたら、神様は罪と死に打ちひしが... つづきを読む

2023年11月26日 年間第34日のミサの説教

今日は年間第34主日で、典礼的には一年の最後の年間主日となります。教会は、毎年、この最後の年間主日を「王であるキリスト」の祭日として祝っています。この祭日は、キリスト・イエス様こそ、すべてのもののまことの王、支配者、主権者であることを表します。そして、すべてのキリス... つづきを読む