■姜神父メッセージ

2023年2月12日 年間第7主日のミサの説教 

ミサの式次第の中には、「聖変化」と言われる箇所があり、それは司祭がパンとぶどう酒への祝別を願いながら唱える箇所です。それを唱える際、司祭は他の箇所よりもそれをはっきり唱えねばなりません。なぜなら、それは司祭自身の言葉ではなくイエス様の言葉であり、その言葉によって普通... つづきを読む

2023年2月12日 年間第6主日のミサの説教 

今日と来週の主日には、いわゆる「山上垂訓」に続くイエス様のいくつかの談話を、福音として聴くことになります。それらの談話の特徴は、先ず昔の人たちに命じられた掟を挙げて、それからそれについてのイエス様のお教えを記すという形となっているということです。この独特な形にはある... つづきを読む

2023年2月5日 年間第5主日のミサの説教 

先週の主日、わたしたちは「だれがまことに幸いな人なのか。」についてのイエス様のみ言葉を聞きました。それについてイエス様は、「心の貧しい人々、悲しむ人々、柔和な人々、義に飢え渇く人々、憐れみ深い人々、心の清い人々、平和を実現する人々、義のために迫害される人々、イエス様... つづきを読む

2023年1月22日 年間第3主日のミサの説教 

昨年の待降節から、わたしたちは「新しいミサ式次第」に沿ってミサを捧げています。色々変わった箇所もたくさんありますが、その中でも唱える度に、「これは素晴らしい。」と感銘する箇所が一ヶ所あります。それは、聖体拝領の前、司祭が裂いたご聖体を信者の皆さんに見せながら唱える箇... つづきを読む

2023年1月15日 年間第2主日のミサの説教 

主の洗礼の祝日をもって降誕節を終えた教会は、四旬節に入るまでしばらくのあいだ、主の公生活についての御言葉を味わい、また、黙想することになります。今日の福音は、イエス様が洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後のことを語っています。福音の中で、洗礼者ヨハネは先ず、自分の方へ来ら... つづきを読む

2023年1月1日 平和の日のミサの説教 

明けましておめでとうございます。新しい年を迎えて、今年も信者の皆さんの上に、神様からの豊かな恵みと愛が注がれるよう、お祈りいたします。また、イエス様を通して神様を知り、信じているわたしたちの信仰の歩みがより深くなり、至る所で慈しみと愛と平和の多くの実を結ぶことができ... つづきを読む

2022年12月25日 主の降誕のミサの説教 

いにイエス様の誕生を記念するクリスマスとなりました。主のご降誕祭、おめでとうございます。主のご降誕祭にあたって、わたしたち人間のために来られたイエス様の愛と恵みが、信者の皆さんの上に豊かにあるよう、また、すべての人の心に、イエス様の誕生の喜びと平和が注がれるよう、お... つづきを読む

2022年12月18日 待降節第4主日の説教 

「夢を見ている聖ヨセフ像」、また、「寝ているヨセフ像」と言われる小さな聖像があります。先月、三年ぶりに韓国に行った時、わたしは初めてそれを見ました。その聖像は、小さな荷物を枕として寝ている聖ヨセフを表現した物で、その聖像のことはフランシスコ教皇様のお陰で全世界に広ま... つづきを読む

20223年12月11日 待降節第3主日の説教 

二俣川教会の建物の屋根が斜めなので、自然に3階の司祭館の天井も斜めです。来日したばかりの時、しばらく3階で生活しましたが、その時にはその斜めの天井はあまり気にならなかったし、むしろ、その斜めの天井にある窓ガラスから見える夜空がとても素敵に思えました。しかし、主任司祭に... つづきを読む

2022年12月4日 待降節第2主日の説教 

韓国教会では普通、互いに相手を呼ぶ時、その人の名前、或いは、洗礼名の後ろに「兄弟」とか「姉妹」を付けて呼びます。もし、相手が自分より年上の方であれば、或いは、あまり親しくない方であれば、「兄弟」「姉妹」の後ろに「様」を付けたりします。日本教会の信者の皆さんにとっては... つづきを読む