■姜神父メッセージ

2024年9月8日 年間第23主日ミサの説教

今日イエス様は、耳が聞こえず、口がきけない人を癒してくださいました。彼は、福音の宣教活動から帰って来られたイエス様のところに、多くの人々に連れられてきたのです。イエス様は先ず、彼だけを連れて別のところに行き、それから、不思議な方法で彼を癒されました。ご自分の指を彼の... つづきを読む

2024年9月1日 年間第22主日ミサの説教

聖体拝領の後、司祭はパテナを拭き、カリスをすすぎながら次の祈りを唱えます。「主よ、口でいただいたものを清い心をもって受け入れることができますように。このたまものによって、永遠のいのちに導かれますように。」と。ラテン語原文には、「remedium sempiternum」と書かれており、韓国語... つづきを読む

2024年8月25日 年間第21主日ミサの説教

今日までわたしたちは、二匹の魚と五つのパンのしるしについての御言葉を聞いてきました。もう五週間にわたって、毎週の主日で、その長い福音を分けて聞いてきたわけです。その出来事を経験した人たちは、翌日もイエス様を訪ねて舟に乗って来たでしょう。それから始まったイエス様の話は... つづきを読む

2024年8月11日 年間第19主日ミサの説教

今日もイエス様はいのちのパンについて教えてくださいました。このお話は、イエス様が五つのパンと二匹の魚で、五千人を満腹させてから語られたものです。先週は、その出来事をしるしとして受け止め、そのしるしの意味を味わうことと、それを行うことの大事さについて話しました。それこ... つづきを読む

2024年8月4日 年間第18主日ミサの説教

聖体の秘跡はいろいろな名で言われますが、その多様な名の中で、一番親しみのあるものは何でしょうか。それは、多分「命の秘跡」という名ではないでしょうか。今日の福音中でイエス様は、「わたしが命のパンである。」と言われましたが、まさに、その通りです。 先週の福音で、五つのパ... つづきを読む

2024年7月28日 年間第17主日ミサの説教

今日の福音の中で、ある一人の少年のパンと魚は、五千人の糧となりました。それは、イエス様を通した分かち合いの結果でした。しかし、それは単なる食べ物の分かち合いでなく、いのちの分かち合いでした。そのいのちとは、自分を自らささげる惜しみない愛です。今日、イエス様は、一人の... つづきを読む

2024年7月21日 年間第16主日ミサの説教

今日の福音で、イエス様は弟子たちに一休みの時間を許してくださいました。彼らはイエス様に遣わされ、福音を宣べ伝えてから帰って来たのです。そして、自分たちの活動について、色々報告しましたが、それについては先週の主日の福音の最後の箇所に、次のように記されています。彼らは「... つづきを読む

2024年7月14日 年間第15主日ミサの説教

今日の福音で、イエス様は福音を宣べ伝えるために、12人の弟子たちを派遣されました。その際、イエス様は汚れた霊に対する権能を授けましたが、一方、その旅路について厳しく指示されました。杖一本の他には、パンも、袋も、金も持ってはいけないと命じられたのです。しかも、下着は二枚... つづきを読む

2024年7月7日 年間第14主日ミサの説教

わたしたちは数えきれないほど多くの情報や知識の時代を過ごしています。そういった情報や知識自体は何の力も持っていませんが、それらが利用されると想像以上の力を発揮します。その力によって、ときには多くの人たちが助けられたり、ときには倒れたり、つまずいたりするわけです。それ... つづきを読む

2024年6月30日 年間第13主日ミサの説教

キリスト者が逞しく、元気に生きていくための力は何でしょうか。その力を得るためには何が必要でしょうか。今日の福音の中で注目したい箇所があります。それは、「イエスは、自分の内から力が出て行ったことに気づいて」という箇所です。イエス様は人々を教え、諭す時や、様々な奇跡を行... つづきを読む