■姜神父メッセージ

2024年9月29日 年間第26主日ミサの説教

今日の福音でイエス様は、とても厳しいことを語られました。要するに、「自分の体の一部が自分をつまずかせるなら、それを切り捨てないと神様の国には入れない」ということだったでしょう。この御言葉を考えながら、わたしは、「自分はどうなるか分からないが、もし自分が神様の国に入れ... つづきを読む

2024年9月22日 年間第25主日ミサの説教

今日の福音で、イエス様が通って行かれたガリラヤは、イエス様の出身地とも言われていた地域で、多くの人がイエス様のことをよく知っているわけです。でも、イエス様は「人に気づかれるのを好まれませんでした。」とあります。それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺さ... つづきを読む

2024年9月15日 年間第24主日ミサの説教

今日、イエス様は弟子たちとフィリポ・カイサリア地方の方々の村に出かけられました。この地域は、ローマ皇帝アウグストゥスがヘロデに譲った地域で、ヘロデの息子フィリポがそこに立てた新都市です。彼はその都を皇帝という意味のカイサリアと名付け、更に、自分の名前も付けて、フィリ... つづきを読む

2024年9月8日 年間第23主日ミサの説教

今日イエス様は、耳が聞こえず、口がきけない人を癒してくださいました。彼は、福音の宣教活動から帰って来られたイエス様のところに、多くの人々に連れられてきたのです。イエス様は先ず、彼だけを連れて別のところに行き、それから、不思議な方法で彼を癒されました。ご自分の指を彼の... つづきを読む

2024年9月1日 年間第22主日ミサの説教

聖体拝領の後、司祭はパテナを拭き、カリスをすすぎながら次の祈りを唱えます。「主よ、口でいただいたものを清い心をもって受け入れることができますように。このたまものによって、永遠のいのちに導かれますように。」と。ラテン語原文には、「remedium sempiternum」と書かれており、韓国語... つづきを読む

2024年8月25日 年間第21主日ミサの説教

今日までわたしたちは、二匹の魚と五つのパンのしるしについての御言葉を聞いてきました。もう五週間にわたって、毎週の主日で、その長い福音を分けて聞いてきたわけです。その出来事を経験した人たちは、翌日もイエス様を訪ねて舟に乗って来たでしょう。それから始まったイエス様の話は... つづきを読む

2024年8月11日 年間第19主日ミサの説教

今日もイエス様はいのちのパンについて教えてくださいました。このお話は、イエス様が五つのパンと二匹の魚で、五千人を満腹させてから語られたものです。先週は、その出来事をしるしとして受け止め、そのしるしの意味を味わうことと、それを行うことの大事さについて話しました。それこ... つづきを読む

2024年8月4日 年間第18主日ミサの説教

聖体の秘跡はいろいろな名で言われますが、その多様な名の中で、一番親しみのあるものは何でしょうか。それは、多分「命の秘跡」という名ではないでしょうか。今日の福音中でイエス様は、「わたしが命のパンである。」と言われましたが、まさに、その通りです。 先週の福音で、五つのパ... つづきを読む

2024年7月28日 年間第17主日ミサの説教

今日の福音の中で、ある一人の少年のパンと魚は、五千人の糧となりました。それは、イエス様を通した分かち合いの結果でした。しかし、それは単なる食べ物の分かち合いでなく、いのちの分かち合いでした。そのいのちとは、自分を自らささげる惜しみない愛です。今日、イエス様は、一人の... つづきを読む

2024年7月21日 年間第16主日ミサの説教

今日の福音で、イエス様は弟子たちに一休みの時間を許してくださいました。彼らはイエス様に遣わされ、福音を宣べ伝えてから帰って来たのです。そして、自分たちの活動について、色々報告しましたが、それについては先週の主日の福音の最後の箇所に、次のように記されています。彼らは「... つづきを読む