■姜神父メッセージ

2021年1月10日 主の洗礼のミサの説教です。

今日はイエス様のヨルダン川での洗礼を記念する主の洗礼の祝日です。神様はイエス様の洗礼を通して、全ての人の救いの計画を公にされました。イエス様はご自身の洗礼をもって、メシアとしての道を歩み始められたのです。その洗礼はイエス様が神様に従う人であることを示し、それこそが神... つづきを読む

2021年1月3日主の公現の祭日のミサの説教です。

今日は主の公現の祭日で、全世界の教会は異邦人にもイエス様の誕生による神様の救いが知らされたことについて、神様に賛美と感謝を捧げることになっています。イエス様の誕生のお祝いは、実は、ローマカトリック教会よりエジプトなどの地域の東方教会の方が先に祝い始めました。そういう... つづきを読む

2021年1月1日神の母聖マリアの祭日のミサの説教です。

今日は神の母聖マリアの祭日です。神様はご自分の独り子であるイエス様の母としてマリアを選ばれ、すべてのものの救いのために、イエス様の使命を共にすることを望まれました。それは一見すると素晴らしい使命で、そういう使命を果たす人の母となることは当然、栄光であると思われるはず... つづきを読む

姜真求神父 主の降誕のミサの説教です。

クリスマス、おめでとうございます。新たにお生まれになったイエス様の愛と平和が、信者の皆さんに豊かに注がれるよう、お祈りいたします。今年は「新型コロナウイルスの年」と言っても過言ではないほど、年明けから毎日、この病気に関する話ばかりでした。でも、状況は変わらず、むしろ... つづきを読む

姜真求神父 待降節第4日の説教です。

ミサの中で使われる聖具は様々ありますが、その中で、チボリウムとカリスは特に重要な物です。典礼に使われる物は当然、慎重に扱われますが、この二つの物はもっと注意を払って扱うことが求められます。チボリウムにはパンが入れられ、カリスにはぶどう酒と水が注がれますが、それらはミ... つづきを読む

姜真求神父 待降節第3日の説教です。

韓国の降誕祭のミサは「馬小屋への礼拝」という特別な儀式から始まります。これは勿論、ミサに加えられた儀式で、イエス様の誕生の現場に信者の皆さんを招き、感謝と賛美を捧げるための儀式です。普通、韓国カトリック教会の馬小屋は、祭壇の前、或いは、傍に用意されますが、12月24日まで... つづきを読む

姜真求神父 待降節第2日の説教です。

韓国のカトリック教会では、毎年2回、初聖体を受けたすべての信者さんたちに、赦しの秘跡のための特別なチケットが届きます。それは四旬節と待降節の前に渡され、それをもらった人たちは四旬節と待降節の間、必ず赦しの秘跡を行い、そのチケットを自分の小教区に提出することになってい... つづきを読む

姜真求神父 待降節第1主日の説教です。

子供の頃、わたしが住んでいたところには、子供たちにとって「夢のおじさん」が度々やって来ました。彼は村の人たちが耕していた田んぼの間の細いあぜ道を、自転車に乗って来ましたが、その自転車にはいつも大きな荷物が載せられていました。彼は、まるでサーカスの曲芸のようにその細い... つづきを読む

姜真求神父 王であるキリスト(年間第34主日)の説教です。

今日は典礼暦の最後の主日である「王であるキリスト」という祭日です。教会の1年は待降節から始まり、今日からの一週間で終わります。私はその1年の初めと最後には特別な意味があると思います。実は、神様から遣わされたイエス様は、当時ほとんどの人たちが待っていたメシアの姿で現れま... つづきを読む

姜真求神父 年間第33主日の説教です。

来日してから今月で4年が経ち、私はようやく満4歳になりました。色々ありがたくて、神様にも、信者の皆さんにも、感謝しております。これからも頑張りたいと思います。さて、今日の福音を読みながら、来日してからおよそ1年間、日本語を勉強した時のことが頭によぎりました。高校時代に私... つづきを読む