■姜神父メッセージ

姜真求神父 年間第32主日の説教です。

今年もそろそろ、典礼暦の最後の主日である王であるキリストの祭日に向かっています。この頃の御言葉、特に、福音は終末論的な内容の御言葉、すなわち、再び来られるイエス・キリストとその再臨による神様の永遠の国に関する御言葉となっています。神様はイエス様を通して、人間がどうし... つづきを読む

姜真求神父 諸聖人(年間第31主日)の説教です。

これは私が高校3年生の時、大学入学願書を作成した時の話です。その時代、韓国の大学入学試験は11月に行われていたので、通常は9月にクラスの担任先生と相談しながら願書を作成していました。その相談とは、自分が希望する大学に自分の成績で入学できるかどうかを検討したり、時には、先生... つづきを読む

姜真求神父 年間第30主日の説教です。

韓国の教会の場合、カトリック信者となる為には、必ず、教会の「予備信者」として登録し、それから、毎週行われる教会の入門講座に参加しながら、自分の地区世話人や連絡員たちと付き合って、教会の交わりを始めます。また、信者の四つの義務の中で一番大事な義務である「主日のミサ」に... つづきを読む

姜真求神父 年間第29主日の説教です。

新型コロナウイルスのさなかで、世界各国が治療薬やワクチンの開発に熱を上げていて、誰が先にそれに成功するかに関心が集まっています。個人的には、どちらの国でも早く、薬やワクチンが開発されたら幸いだと思いますが、その見えない争いの裏面には、その薬やワクチンを用いて、世界の... つづきを読む

姜真求神父 年間第28主日の説教です。

地区ごとの公開ミサが再開されてから4か月が過ぎて、そろそろ信者の皆さんもこのようなミサの形に慣れてこられたことと思います。でも、そもそも、ミサは集まること、しかも、実際にミサが行われる所に集まることが大事な要素なので、いつか必ずコロナウイルス感染症以前の形に戻らねばな... つづきを読む

姜真求神父 年間第27主日の説教です。

日本の子供たちは、主日のミサに与ってもあまりミサの献金をしませんが、韓国の子供たちは幼い頃からミサの献金を行うことが身に付いています。わたしも小学校に入学して教会学校に通い始めてから、ミサの献金を捧げ始めました。でも、最初は自分の決まったお小遣いがなかったし、それを... つづきを読む

姜真求神父 年間第26主日の説教です。

韓国では、お正月とお盆は陰暦に祝う為、もうすぐ秋夕(チュソック、中秋)と呼ばれるお盆を迎えます。毎年、この二つのお祝い日になると、ほとんどの国民はお墓参りに行きますが、特にお盆の場合、当日の2週間前にお墓をきれいにする慣習があります。その日、男性達は先祖のお墓に行って... つづきを読む

姜真求神父 年間第25主日の説教です。

司祭はミサの前、香部屋で祭服を着てから、二つの祈りを静かに唱えます。先ず一つは、「主よ。卑しくて取るに足りない私は、聖なるローマ教会の典礼に沿って、まことに尊い主・神様を賛美し、聖教会の完全な勝利と私自身の霊的な有益と、わたしが祈るようにと任せて下さった、生きている... つづきを読む

姜真求神父 年間第24主日の説教です。

信者の皆さんのお祈りと応援に力付けられて、ようやくクレジットカードが作れました。ありがとうございます。これからは年3回のお餅のもてなしの決済が直接にできます。また、クレジットカードの他に、ETCカードやDEBITカードも作れましたので、急にカード持ちになったような感じがあります... つづきを読む

姜真求神父 年間第23主日の説教です。

韓国政府は、現在、防疫のために段階的に国民の行動を制限出来る規則を設けています。それで今度の新型ウイルスに対しても、最初は教会でのミサが全面的に中止されましたが、5月からは少し緩和され、ミサは防疫基準を満たしたうえで許されてきました。しかし、一部のプロテスタント教会は... つづきを読む