■姜神父メッセージ

姜真求神父 年間第23主日の説教です。

韓国政府は、現在、防疫のために段階的に国民の行動を制限出来る規則を設けています。それで今度の新型ウイルスに対しても、最初は教会でのミサが全面的に中止されましたが、5月からは少し緩和され、ミサは防疫基準を満たしたうえで許されてきました。しかし、一部のプロテスタント教会は... つづきを読む

姜真求神父 年間第22主日の説教です。

旧約聖書に記されているイスラエルの歴史によると、サムエルの時代に初めて民の王が登場します。それは民全体がサムエルに要求した結果でしたが、その要求のためにサムエルは心を痛めました。なぜなら、彼らの要求の裏には、神様に向かう不信仰と、王によって治められていた他国の繁栄に... つづきを読む

姜真求神父 年間第21主日の説教です。

今日の福音は、教会を建てる計画についての公の宣言のようなものです。イエス様は今日の福音で初めて、教会の設立についておっしゃいましたが、それはおそらく、神様の救いの計画が教会を通して続けられるという意味でしょう。言い換えれば、イエス様はご自分を通して現わされる神様の救... つづきを読む

姜真求神父 年間第20主日の説教です。

今日は8月16日です。昨日、8月15日は、日本ではいわゆる「終戦記念日」ですが、韓国では「光(こう)復(ふく)節(せつ)」と呼ばれる祝日です。もちろん教会は「聖母の被昇天」の祭日で、信者の皆さんは主日のようにミサに与る義務がある日ですが、今年は新型コロナウイルス感染症のため... つづきを読む

姜真求神父 年間第19主日の説教です。

日本に来てから、ついに韓国で発行された私のクレジットカードの有効期限が終わりました。来日する前、銀行で新しいカードを作る相談をしましたが、どうしても無理でした。それで、来日して郵便局で口座を開設しクレジットカードを作ろうとしましたが、どういうわけかキャンセルされまし... つづきを読む

姜真求神父 年間第18主日の説教です。

連日、伝えられるニュースのほとんどが、新型コロナウイルスに関する話で、この頃、世界の多くの人々は、まるで、この病気の情報の洪水の中にいるようです。一日でも早くこの病気から解放されたいですが、なかなかその道が見えないので、心配や不安は益々大きくなっています。神様の慈し... つづきを読む

姜真求神父 年間第17主日の説教です。

YMCAで日本語を勉強していた時、自分の名前の意味について説明する時間がありました。実は、小学生の時、学校でも同じ授業がありましたが、その時から私は自分の名前について、常に同じ言葉で説明してきました。ですから、YMCAの日本語の授業でもあまり悩むことなくすぐ自分の名前を説明し... つづきを読む

姜真求神父 年間第16主日の説教です。

私は神学校3年生の時、教区の神学生達の夏の休みのプログラムに沿って、農村体験活動に参加したことがあります。それはその時代の韓国社会の中で最も弱い立場となってしまった農村の現実的な問題と苦しみを学び、神学生として人々が毎日の生活をどう過ごしているのかを学ぶためのものでし... つづきを読む

姜真求神父 年間第15主日の説教です。

新型コロナウイルスの影響で、普段の生活も大きく変わっていますが、その中でも人が集まることがまだできないということは大変な事態です。人間は社会的な存在なので一人では生きることができないし、何とかして他人とのつながりや関わりを築いて、互いに頼りながら生活しなければなりま... つづきを読む

姜真求神父 年間第14主日の説教です。

最近、奥歯が痛くてどうしても我慢できなかったので、病院へ行って歯医者さんに見せた結果、歯周病と言われました。来日する前、15年前に抜いた両側の奥歯を完全に治療しましたが、今度はその隣の奥歯に問題が起きたそうです。すべての病気は痛くて苦しいですが、元気な時はその苦しみに... つづきを読む