■姜神父メッセージ

2022年5月1日 復活節第3主日の説教 

今日は復活節第三主日です。今日の福音は、復活されたイエス様の三回目のご出現について語りながら、イエス様の慈しみと憐れみ、また、愛を見せてくれます。今日の福音で、イエス様はペトロと六人の仲間たちに現れ、彼らの漁を助けてくださいました。その次第は、ペトロが「わたしは漁に... つづきを読む

2022年4月24日 復活節第2主日の説教 

今日は復活節第2主日で、聖ヨハネ・パウロ2世教皇様が定めた「神のいつくしみの主日」でもあります。今日の「聖書と典礼」にも書いてありますが、この主日は「神の愛に満ちた寛容さが特に輝き出る」復活節に神の慈しみをほめたたえるため定められた日です。今日の説教を準備しながら、わ... つづきを読む

2022年4月17日   復活の主日の説教

「死に打ち勝ったイエス・キリスト、復活されました。アレルヤ、アレルヤ。」ついに、キリスト・イエス様が復活されました。イエス様のご復活おめでとうございます。その復活の喜びを信者の皆さんと共にしつつ、死を滅ぼして復活されたイエス様の命と恵みが、信者の皆さんの上に豊かに注... つづきを読む

2022年4月14日(聖木曜日<主の晩餐>)4月15日(聖金曜日<主の受難>)の説教

4月14日(木)聖木曜日<主の晩餐>の説教 今日は、いわゆる「聖三日」の初めの日である「聖木曜日」です。イエス様はご自分の地上での使命を全うするときが来ているのを知り、その前夜、十二人の弟子たちとの最後の晩さんを行われました。ところが、それは普通の夕食ではなく、神様が... つづきを読む

2022年4月10日   枝の主日の説教

いよいよ枝の主日となり、今年の四旬節の最後の週が始まりました。毎年、変わらず過ごす四旬節ですが、今年はいつもと少し違った四旬節でした。何日間か教会から離れたり、三回目のワクチンの副反応で辛かったりしたこともありました。また、時には自分の感情のコントロールをきちんとせ... つづきを読む

2022年4月3日  四旬節第5主日の説教

韓国の神学校は生活規則が厳しくて、それに従ってしっかり生活しなければ、退学を命じられる場合もあります。神学校の規則はいろいろありますが、その中に「大沈黙」という規則があります。それは、晩の祈りが終わってから、翌日朝起きるまで、絶対に話してはいけないという規則です。そ... つづきを読む

2022年3月27日  四旬節第4主日の説教

四旬節が始まった途端、予想しなかった事情があって、八日間教会から離れていました。最初は色々複雑な気持ちでしたが、時間が経てば経つほど、教会ではないところに慣れてしまい、戻ってくるときには、何か名残り惜しいという思いもありました。あまり長くもなかったのに、ずいぶんのん... つづきを読む

2022年3月6日  四旬節第1主日の説教

いよいよ今年の四旬節が始まりました。四旬節はイエス様がメシアとしての公生活を始める前、荒れ野で行われた四十日間のことを黙想しながら、そのイエス様の受難と復活を準備する期間です。その四十日の間、イエス様はただ祈りと断食をなさりながら、人間の救いのための、神様のみ旨を探... つづきを読む

2022年2月27日  年間第8主日の説教

韓国では、大人の信者同士が互いの名前を呼ぶ時、相手の名前に洗礼名を付け、そのあとに兄弟様、或いは、姉妹様という敬称をつけます。例えば、わたしの場合は、「姜眞求 ヤコブ兄弟様」という風に呼ばれるのです。一体いつからそのように呼び合うようになったのかは分かりませんが、プ... つづきを読む

2022年2月20日  年間第7主日の説教

今の時代にはあまり見かけませんが、わたしが助任司祭として働いていた時代には、いわゆる「爆弾神父」と呼ばれる先輩司祭たちが、たまに若い助任司祭たちの口に上ったりしました。「爆弾神父」とは、周りの人たち、特に、共に働く助任司祭を苦しめる神父のことです。司祭のことを司祭が... つづきを読む